2017年10月23日(月) 03:52 JST

9月8日在特会のデモに遭遇して(1)

  • 2013年9月10日(火) 07:43 JST
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 9月8日、新宿の大久保公園集合で行われる在特会のデモを見に行ってきた。見に行ったは正確じゃない。People's Front of Anti Racismの案内を見て「あ、俺も行かなきゃ。こいつらに文句の一つも言わないと韓国の友人に申し訳が立たん!」と思ったから。10時40分頃に西武新宿駅の大久保側に来てみたら、もう警官・機動隊が大久保公園への道を塞いでいて中には入れなかった。公園に通じる道はすべて塞がれており、そこを抜けようとすると「デモの準備中で安全のため通行を禁止している」と言われる。

今年に入って何回も行われているデモとレイシズム反対派との様子はyoutubeほか、あちこちに記録がある。今回もそれと大きく違うところはなかった。

 レイシズムやヘイト・スピーチってやつは、もう社会にもweb上にも存在してはいけないものである筈で、たとえばGoogle Mapの規約にも次のような行があって、レイシズムやヘイト・スピーチを行うコンテンツを持つサイトにはGoogle Map使っちゃいけない。

ユーザーは本サービスまたはコンテンツの使用に際して、以下のようなことをすることは禁じられています。ただし以下はあくまで例示であり、禁じられる行為はこれらに限られるものではありません。(a)名誉の毀損、いじめ、いやがらせ、ストーカー行為、脅迫、その他の法的な権利(プライバシーや肖像権等)を侵害すること、(b)不適切、名誉毀損、誹謗中傷、わいせつ、または違法な表現を含むコンテンツをアップロード、投稿、メール送信、送信、またはその他の方法で利用可能にすること、

ヘイト・スピーチと猥褻物は同じ仲間です。個人の嗜好として存在してもいいかもしれないが、社会的に表に出てくることは阻止しなければいけない。

在特会の人達がどんな人たちなのか一度顔を見てみたかった。うーん、そこら辺にいる子供、って感じ。外国人に「日本から出て行け!」って言うことでなんか社会に貢献している気になっている感じ。逆に「自分は社会から疎外されている」との思いを強く持っている人たちのような気がした。

機動隊とデモを見ていたら60年代70年代の学生運動の光景を思い出した。自分は同時代的に経験はしていないんだけど、子供のころに見たテレビ報道、その後、自分で学んだ学生運動。あの頃、満たされない学生たちはマルクス史観に痺れて「日本を変える!」と意気込み玉砕した。70年代の流行歌。バンバンの「いちご白書をもう一度」。「卒業が近づき、髪を切って来た時、もう若くないさと、君に言い訳したね」。

レイシスト行動に若者を駆り立てるものは、60年代の学生を駆り立てたものと共通しているかもしれない。経済が上手く回らないから、低所得に甘んじるしかない若者が多くいる、彼らは「なんで俺たちがこんな目に遭うんだ!」、そして外国人が増えていることにその原因を求め、結果「外国人出ていけ」になるのかもしれない。レイシスト問題は国内経済に原因がある気がする。

一方、youtubeで在特会会長が6月に逮捕・釈放された時の動画で、メンバーが「かいちょー!かいちょー!」と言う様子はなんか微笑ましかった。メンバー同士には精神的な紐帯が出来ており、レイシスト運動に携わる中で生まれた連帯感のようなものを貪っている人々がいる印象だ。連合赤軍メンバーの連帯のようなものか?60年代70年代の左翼が今、右翼としてよみがえっているのか?

(続く)

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