かものはしプロジェクトに寄付で参加して1年くらいになる。webやMLで情報を見ていたが、イベントには参加したことがなかった。1/20初めて活動説明会に参加しとても刺激を受けた。

プレゼンターの共同代表 村田さん。学生時代に知ったカンボジアの児童買春・人身売買の実態を知りなんとかしたいと立ち上げたのが かものはしプロジェクト。15年で同地での売春行為に占める18歳未満児童の割合は30%から数%にまで減ったと言う。こうした取り組みには需要と供給の双方を断つアプローチが必要だが、被害者にIT技術を教える学校を皮切りに、工房への被害者と貧困家庭のキーパースン受け入れにより現金収入の確立・生活に必要な学習を提供、社会的な信用を確立した上で寄付金を原資にUNESCOと一緒に地元警察官への取締講習インセンティブ実施で取り締まりの強化=需要を減らす、といった取り組みを続けてきた、という。

限られた時間の中で語りきれないほどの困難があったことが伺われる。なんの経験もない新卒女性が一人でカンボジアに住むところから始まったのだ。当時から一緒に動いてきた仲間の思いとスキルも高かったのだろう。誰でも気になる最初の資金など、自分たちでためたお金、事業をやって作ったお金、スタートアップ向け融資等をフルに活用したようだ。それにしても15年間で目に見える結果を出せていることが素晴らしい。現地や国際機関など、多くの人たちの働きかけの全てが功を奏したのだと思う。村田さんの語っていたが、カンボジアが社会そのものをゼロから作り直す過程であり、社会獣が外国からの援助を受けつつ再構築していたからうまくいった面もたぶんある。それでも、この結果は素晴らしく、心から讃えたい気持ちになった。村田さんが何回か仰った「必ず変える!と決めてやって来ました。」という言葉に重厚な響きがあった。

カボジアで一定の結果を出した かものはしプロジェクトは、今後はインドでの人身売買対策に軸を移していくようだ。カンボジアと比べて国土も広いので人身売買の州をまたいでスケールが大きい。米国的に州が変わると法が変わるので追跡が難しくなる。日本より歴史の長い社会であることから様々な勢力との葛藤が予想されることなど。カンボジアよりも更に多くの苦難が待ち受けているに違いない。私も自分にできることをこれまで以上に続けていきたい。また、若い人が社会の不正義を見過ごすこと無く身を挺して闘っていることに大きな勇気をもらった。

かものはしプロジェクト に賛同し、寄付なり応援なりする人が更に増えてくれると嬉しい。前述の通り、これからのチャレンジは更にコストがかかる。興味ある方はwebを見る、FBページにいいね!する、またはML会員になって少しづつ活動状況を知る、ところから参加して頂ける人が一人でも増えたら本当に嬉しい。

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