2017年3月23日(木) 17:06 JST

なぜ東大生は「残念な人」で終わるのか?

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  • 2012年7月 7日(土) 14:41 JST
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日本企業の競争力

前回に続き東大ネタが続いたのは偶然です。別に東大に恨みは無いし、優秀な人、素晴らしい人格の人もたくさん知っていますが、やはり日本の教育の一つの頂点ですから、良い意味でも悪い意味でも日本社会や教育の良い点と悪い点が表出しているのだと思います。

新・職場の考現学 なぜ彼らは「残念な人」で終わるのか やがて寂しき東大卒  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社].

 

 森山雅治氏(仮名)は、在京大手テレビ局のディレクターだ。森山氏が、東大卒の40代の先輩ディレクターが放った暴言に冷や汗をかいた思い出を語る。

「あるとき歌番組の打ち上げで、そのディレクターがこう言ったんですよ。『いやあ、演歌歌手なんて中卒もいるのに、そんなヤツらにおべっか使っているんだから、おれも偉いよなあ』って。さすがに出演者はおらず、スタッフだけの打ち上げでしたけど、テレビの現場スタッフには高卒の人もたくさんいるのに、そういうことを平気で言ってしまう。

(中略)

 

 決められたことをやるのには強い東大卒だが、いまの世の中それだけでは通用しない。これまで40代から50代の人々を中心に紹介してきたが、彼らが入社したのは'80年代から'90年代前半で日本の景気は右肩上がり。その当時は、決められた業務をこなし、前例にのっとってソツなくこなしていけば業績を伸ばすことはさほど難しくなかった。しかし、昨今の情勢は厳しい。前出の城氏はこう解説する。

「官僚に必要なのは、目の前の課題に対し前例のなかから最も効率的な解決策を組み立てる能力。こうした能力を社会が求めていたのは、バブルが崩壊するまでです。その後は政治、経済、社会体制ふくめて戦後日本が一貫して続けてきたものが制度疲労を起こして通用しなくなってしまった。現場レベルでも同様で、なんとか新しいやり方を見出すための努力を続けている。しかし、残念ながら東大生には新たに切り拓く力はない。東大卒のブランド価値が低下しているのもそのためです」

週刊現代は東大に恨みがあるのか?と勘繰りたくなるくらいの東大生バッシングだが、東大生に限らず、日本の教育が生み出してきた一定の層がここで語られているような性格を持ち、あちこちで問題を起こしているのは散見される。

「自分の頭で考え、自分で解決する、人はそれぞれかけがえのない価値を持つ」これをもう一度自分でも努力していきたいな、と思いました。

 

「頭の良い」学生の悲劇

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  • 2012年7月 6日(金) 14:27 JST
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日本企業の競争力

伊藤乾さんのコラム、東京大学には入ったけれど・・・ああ無常 人生の失敗を始める頭の“良すぎる”学生たち. ホントにこういう学生増えているみたいですね。これが東大生じゃ困ったもんだ。伊藤氏の授業での学生のアンケートからの引用から始まる。

 「そもそも、授業というのは、教師が黒板に一つひとつ、問題と模範解答を板書するのが正しいのである・・・」

 あたりに始まって、この子が経験してきた、主としてペーパーテストで○がつく受験勉強の1つのタイプを絶対化する趣旨のものでした。

 「ところが東大というのはどの教師も腐っている。ちっとも板書をしない。そもそも問題などというものは、見たことがないものが解けるわけはないに、解けない問題、解き方のパターンを教えない問題ばかりを出してくる。こんな問題を出すのは時間の無駄だ」

 はぁ、前人未踏の問題は誰にも解けないということですか・・・この時点でこの子は東大に、いや、そもそも大学というものに入ってきたのが間違いだったのではないか、と案じてしまいました。

うちの息子と話しているとこれに近いものを感じることがあるので非常に警戒しているのですが、伊藤氏自身が、この病理について細かく論じています。

センター試験は仕方ないのかもしれないけど、せめて2次試験で自分の頭で考える能力を問う試験って出来ないんですかね?

ボブソンは「低価格競争に敗れた」のではない

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  • 2012年6月 2日(土) 14:36 JST
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日本企業の競争力

2012年4月末、ジーンズメーカーのボブソンが民事再生を断念。エドウィンとともに僕らの中学高校時代、リーバイスを知る前から親しんだ日本ジーンズブランドの終焉だ。一時、米国ではリーバイスなどよりもエドウィン・ボブソンのほうが人気のある時代もあったようだ。

そんなボブソンの終焉を論考した良記事です。

「低価格競争に敗れた」が本当か考えてみよう:日経ビジネスオンライン.
「消費が二極化している」って本当ですか?

この記事によると、この件を伝えた新聞記事等は、「ボブソンが再生断念 激安ジーンズに勝てず」(時事通信)と伝えた。が、現場でジーンズ販売にも携わっていた筆者はそれは違うだろうと丁寧に論考する。

すごーく端折ると、GAPやユニクロのような製造から小売りまで自前で行うSPAなどの新流通形態が消費者から圧倒的な支持をされ、ジーンズが買われる場所が変化している事実に背を向け、次々に廃れている既存の卸問屋ルートにこだわり、ブランドとして百貨店からおだてられていい気になって商品の高額化に目が向き過ぎ、たくさん売れるボリュームゾーンの価格帯の商品を自ら放棄したことが滅びた原因だと言う。

成功して時間が経過した組織・企業ってのは経営者が気がつかないとこうやって滅びるんだ、っていう典型的なストーリーです。これくらい企業経営ってのは大変なことなんだなぁ。

米国製造業の「国内回帰」は虚構にすぎない

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  • 2012年6月 1日(金) 13:41 JST
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日本企業の競争力

ネット上のどこかで「米国製造業復活の兆し」みたいな話で、米国本土での製造業が復活しつつあって、日本製造業も期待していいのでは?みたいな内容で「へぇー、米国や日本で製造しても事業性があるモデルが見つかったのかぁ」と思っていました。

参照した大前研一さんのエッセイは「そんなん虚構じゃ!」と一刀両断でしたww こちらの図をみると、話題になっている米国大手製造業が米国製造に戻ったケースで復活した雇用は約3000人。一方中国でのこれら企業の雇用は100万人を超えているわけですから話になりませんね。

米国製造業の「国内回帰」は虚構にすぎない――これも明日は我が身の問題| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉.

収益を上げ続ろ!という株主からの要求に応え続けるためにはやはり安いコストを求めて世界を放浪するのは変わらないですね。

わたしは正社員になりたくありません – 女。MGの日記。より

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  • 2011年11月 1日(火) 14:57 JST
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日本企業の競争力

この10年くらい派遣労働のことが語られ、その多くは「企業はもっと正社員を増やすべきだ。派遣社員を調整弁に使うな!」などの話になることが多いですが、MG、sayuritamakiさんは「私は正社員になりたくありません。」と言う。こういう人が増えると日本は面白くなるなぁ、と思いました。

(前略) いまのわたしなら、就職活動はしないんだろうなと思う。自分がワクワクドキドキしてしまう「新興国」「ソーシャルメディア」「文章」そういったものにコミットできる場所を自分でいくつか選んで修行する人生を選ぶだろうなと思う。これは、はっきりいってとてもマッチョな道だから、多くの人にはおススメしない。でも、大学生の1%ぐらいの人には、わたしのこのメッセージが届く人もいるのかもしれないと思っている。

いまのわたしは、1つの会社に週に5日間、朝から晩まで拘束されることが自分の人生プランの弊害になると考えている。ただ、多くの企業は、正社員である限り週に5日間同じ会社で働かなければならない。だから、わたしは、正社員にはなりたくないと思ってしまう。たとえば、週のうちA社には2日、B社には3日、1年のうち6ヶ月はベトナム(インド)で働く。このようなスタイルを好ましく思う。ただ、こういうスタイルを今実践するのは、「変人」扱いかもしれない。さらに、正社員ではないので、「守られない」からこわいと思う人もいるとおもう。

そういう人はそれでいいと思う。そういう人に無理に脱正社員だなんて言う権利はわたしにはない。

あくまでも、わたしの考える人生プランを実践するには、今の日本の雇用慣行は不適なのだ。だから、そこからリスクをとって逸脱したのだ。これは、わたしが自分の頭で考え選択し、どんなことが起きようとも責任を取るという覚悟のもとに実践していることなのである。

さて、ではなぜわたしは、このようなリスクをとれたのだろうか?そしてなぜか、これで間違いがないという思いを胸に抱くことができているのだろうか?

1つ目としては、誰も自信をもって「この道が正しい」と言えない時代において、不特定多数の人がなんとなく行動しているからそっちにいこうというスタイルを採用することに意味が感じられなくなったということが挙げられる。結局未来がわからないのであれば、自分が「この道がいい」「この道がくる」と思ったものに挑戦しておくほうが、失敗しても後悔がないと思った。さらにいえばそれで、納得いく人生が送れるのであれば最高にいいじゃないかと思った。

via 女。MGの日記

「今の大学生の1%くらいに届けば」ってのは今の大学生に年齢が近いsayuritamakiさんの感性なんでしょうね。いや、意外に少ないなぁと思ったのです。99%の人はやっぱり普通に正社員になりたい、と思うのか。でも、この1%って母数が5百万人なら5万人、結構すごいかもしれないです。

社会貢献を面接で語る学生を皮肉ってる場合じゃない件について – 女。MGの日記。より

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  • 2011年10月31日(月) 14:54 JST
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日本企業の競争力

もはや、自分の頭できちんと思考ができ、やる気のある若者は既存のシステムに超絶飽きているのだ。そんなものよりもずっとドキドキできてワクワクできて自分の限界に挑戦できそうな、難問が世界中至る所に転がっている、そして今ならそれらが昔よりもずっと鮮明に可視化されているのだ。このような状況下にあって、なぜ、日本のやる気のある若者が、「家電」を作りたいと思う?「銀行」で営業をやりたいと思う?誤解を恐れずに言う。そういう仕事にもはや私たちは「燃えない」のだ。モチベートされないのだ。

これが正直な私の気分であるし、多かれ少なかれ私の友人達もそうなのだ。

 

もし、いま松下幸之助が生きていたらなにをするだろうか?

わたしは今日そんなことを考えていた、おそらくは、世界じゅうにある「問題」解決に励むだろう。決して家電をつくり続けることを選ぶとは思えない。

 

いま、世界じゅうの感度の高い若者は、「精神性」の復興に着手し始めているのだ。そこは今、荒野である。まさに戦後日本が焼け野原であったように、なにもないのだ。そして、今の若者は、その荒野に旗を立てていく活動を始めている。

 

この行動をして「馬鹿げてる」「単なる若者の戯言だろう」「そんなの無理に決まってる」

と言う人をわたしは、かわいそうだと思う。

(中略)

「昨今の若者は、面接で将来やりたいことを質問すると、NPOやらBOPやら社会貢献ばかり言ってくる、甘ったれんじゃない。」そう批判的につぶやく人事は、その事実に恐れを抱いたほうがいいだろう。もはや、そういう若者の「気分」にのらない「仕事」や「製品」をつくっている会社は選ばれない時代に突入していくと思う。さらに言えば、そのような批判的なつぶやきをするだけで、その背後にある若者の精神性を分析しない人事がいる企業の製品など今後市場で評価されるはずもないという事実に気づく必要がある。

 これは誤解されることを覚悟の上で言っているが、上記のようなお気楽な人事がいるような企業には、自分の頭で考えず、ただ、就職活動しなければならない時期にきたからするというような人材しか集まってこなくなるだろう。残念ながら、今後、自分の頭で考えることができ、努力できる人材は、そもそも就職活動すらする必要性を感じてはいないという恐るべき事実があることを早く知る必要がある。

via 女。MGの日記

今年4月のエントリーだが、なんとなく感じていたことを文章にしてくれた内容だった。

日本のリーダーシップ教育について考えてみた

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  • 2011年10月 2日(日) 21:12 JST
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日本企業の競争力

すいません。またChikirinさんに触発されてしまいました。なんで全員にリーダーシップを求めるの?そうですよね。

日本ではあまりお目にかからない欧米系外資企業の面接などでのリーダシップ経験に関する質問。日本人には違和感があります。

そうか!そうだったのか!リーダーシップをとった経験のある人のほうがチームワークに優れているってことなんだ!

とてもとても納得したのでありました。

グローバル化に成功した日本企業が日本人不要になっていく

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  • 2011年9月29日(木) 17:25 JST
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日本企業の競争力

深層中国~巨大市場の底流を読む 第16回 「現地化」議論の危うさ~誰の利益を目指すのか 中国在住のコンサルタント田中信彦氏の2009年12月のエントリーだ。ただし、こちらのサイト、WISDOMというNECが運営している会員制ビジネス情報サイトなので全文読むには無料ユーザー登録が必要です。

コストの安い製造拠点として中国を活用しているうちはよかったが、中国でうまくいっている日本企業は既に10年15年と長期に亘って運用を続けており、人材も育っている。昔はせいぜい工場の職長レベルくらいまでが現地中国人だったが、部門長はもちろんのこと工場長や現地社長を充分に務められる人材が育っている。

ある金型メーカーの例だと、世界中にある同社の工場の金型職人の技量コンテストを毎年開催していたが数年前から中国工場が優勝をさらっている。日本の若い人は中国駐在に行きたがらないし、現地スタッフを使った方が人件費が安く上がるし、モチベーションも上がる。15年前は生産拠点に過ぎなかった中国は、経済成長を遂げ今や日本を上回る巨大市場だ。この市場に製品を販売するためには当然現地スタッフのほうが結果を出せるだろう。

そんな状況が語られるのが以下の部分だ。

上海近郊のある日系メーカーでは、生産拠点としての巨大な工場と一緒に、研究開発拠点を設けている。責任者の話によれば、工場の生産性の高さはだいぶ前から日本のマザー工場を上回っており、その差は年々開く一方である。不良品率も日本の工場よりはるかに低い。それでいてコストも圧倒的に低いのだから、まるで勝負にならない。

生産現場だけではない。最近ではそれが研究開発部門のエンジニアにも及んできた。この会社では技術系社員は新卒からの内部育成を基本にしており、賃金は外資系企業を意識して高めに設定し、仕事環境や食堂、宿舎などに気を配って離職率を低く抑えることに成功している。その効果が出て、研究開発人員が一定の層となって蓄積してきた。彼(女)らの人件費は日本の大卒者の5分の1程度、それでいて論理的思考能力の高さは、同社が日本で採用できる技術系人材のレベルとは比較にならないという。

当初はマネジメント側の経験不足もあって離職者も多く、うまく成果が出ない局面もあった。しかし数年の試行錯誤を経て、目標設定や研究成果の評価手法などマネジメントレベルも向上し、軌道に乗ってきた。この会社の責任者は「ウチの名前は出さないでくださいね」と念を押したうえで、こんなことを言った。

「まだ上流部分の研究活動は日本国内でやっているが、こういう状況が続けば、中国でやるようになるのは時間の問題だろう。現実問題として、当社の場合、経営幹部や日本国内の販売、サービス部門以外は日本人を雇用する必要性はどんどん薄れている。日本で生まれて日本の皆さんに育ててもらった企業だから、面と向かっては言えないけれども、経営の観点から見た場合、人材としては日本人と組むより中国人と組んだ方がいい。それが現実になりつつある」

日系企業の現地化が進むということは、突き詰めれば日本企業が必要とする日本人が少なくなることを意味する。日本人従業員は「自分たちの会社」と思っていても、オーナー(株主)たちはどう思っているかはわからない。この日系メーカーのように、中国の人材のほうが日本国内の人材より低いコストで圧倒的に高いパフォーマンスを出せるようになってくれば、経営者の考え方は変わるだろう。従業員の都合に合わせて効率が低いやり方にこだわれば、競争に負けるのは目に見えているからである。

中国に進出した日本企業の間では現地化推進が大きな話題になっているが、本当に現地化が達成されると、日本企業が日本人を必要としなくなりますよ、という話だ。

今の小学・中学・高校生が社会に羽ばたく頃、日本には仕事がなくて海外に行き、日本語を話せるメリットはあまりなくなってると思われるので、英語や現地の言葉で、現地の人達と対等に渡り合える力がないと生きていけない、そんな世の中になるかなぁ・・・・。親として子供たちにもっと明るい未来を提示できないのか?と考え込んでしまいました。

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新)4つの労働者階級 – 「Chikirinの日記」より

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  • 2011年9月28日(水) 17:05 JST
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日本企業の競争力

新)4つの労働者階級 – Chikirinの日記

2010年9月のChikirinさんのエントリーですが、いやー、なるほど。という感じでした。この人おもしろいですよね。いや、あの、興味深いというか、今の日本の世の中の大きな問題に触れて日常的な言葉で考察をしてくれる方で、楽な気持ちで色々なことを考えさせてくれます。

リンク先のエントリーを読んでいただくと分かりやすい図がありますが、世の中の仕事を次のような3つのカテゴリーに分けて考えます。

(1)システムの設計をする人(システムより上に位置する)

(2)&(3)システムを作る人(システムと同じ位置にいる)

(4)システムに沿って働く人(システムの下に位置する)

システムってのはITのシステムじゃなくて世の中の「仕組み」ですね。1955年頃に始まる日本型年功序列・終身雇用の時代には、学校を出た人はみんな(4)の仕事をするけど年齢とともにだんだん上の方に上がっていけた。日本経済自体が成長していたからポストが増えて行ったのでこれが成り立っていた。でも今では、(4)や(3)は新興国の安い労働力との競争に晒されているし、成長のパイが少ないから一生(3)や(4)で終わる可能性の高い人が多い。ましてや、今の社会では、学校卒業と同時に既に(1)から(4)のどれかの候補性がほぼ決まっていて、一生を通じてこれに逆らうことは難しい、ということになるようです。

うーん・・・。僕は(2)と(3)の間のどこかにいるのかなぁ??今年大学受験の息子にはやはり学校出たらすぐに海外で生活できるくらいのバイタリティを持ってもらわないと未来が暗いかもですね。本当に大変な世の中になったんだなぁ。

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リブログ:2011年はじめ頃の求人状況

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  • 2011年8月19日(金) 16:48 JST
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日本企業の競争力

Jacquesさんの6月のエントリー、2011年はじめ頃の求人状況、とても切なく読み、心に残っていました。ご自身の体験に基づくお話を読み、日本経済が追い詰められている様をまざまざと感じました。

IT系の業務が主だった経験であるため、当然そういった職を探すのですがハローワーク登録求人は倍率でいうと殆どがだいたい25倍程度、業界で名のある中規模企業ですと50倍程度、病院の院内SEや有名企業など安定性が見込める求人は70倍以上、という状況でした。求人応募する人の多くが40代半ばという話でした。

求人票を自身で探すだけでなく、ハローワークの窓口相談も利用したのですが、毎回結構な量の求人票をいただけるものの、求職者自身にツテ(コネ)が無いかを聞いてくる始末です。倍率が凄まじいのでハローワークだけでは職にありつけないことがほとんどで、求人誌や求人サイトの利用も当然薦めてきます。私も当然利用できるものは最大限利用しようと考え、登録などしましたがなかなか内定には至りませんでした。

これまで(たとえば携帯電話や家電など製造しているような)超大手企業に出向・派遣・請負など行っていた中小企業も、顧客先の大手が不況のあおりで内製化が進んだ結果、案件縮小し求人もかなり少ない状態でした。むしろ非IT系企業の社内SE求人の方が多かったです。

via jacques.bloggers-network283.com

雇用を作り出す政策がなぜ行われないのか?それとも行われていても失敗しているのか?本文に出てくるある病院の採用担当とハローワークとのやり取り、なんでこんな言葉が出てくるんだろう?

楽ではないけれども、毎月給料もらえていることはやはり有難い、でも、こんなに失業者があふれていてメディアでも報道されているのに一向に改善しない、この世の中は一体何なんだろう?という思いに打ちのめされてしまいました。

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